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煙が室内に・・・その原因

煙が室内に・・・

「煙が室内に戻ってきちゃう!」という問い合わせがときどきあります。その原因がいくつか考えられますので、まとめてみました。

●煙突が詰まってしまっているor詰まりそう

何らかの原因で、煙突が詰まってしまっているか、詰まりそうで煙道が細くなってしまっているケースが考えられます。その原因は、

  • 紙を燃やすことによる詰まり
  • シーズンオフに鳥の巣を作られた
  • 単に何年も掃除をしていない
  • セルフビルドで元々煙突の径が細いor外部もシングル煙突

などが考えられます。煙突の点検が必要です。

●焚き始め+消える前に煙が出る

炊き始め+消える前に煙が戻ってくる場合、温度が低く煙突の上昇気流が弱いということが考えられます。
焚き始めはしっかり上昇気流を作ってやる、措き火を十分作って完全燃焼させる等で対処できる場合があります。
また、後の項目でも触れますが、24時間換気や、換気扇などにも注意しましょう。

●勢いよく扉を開けすぎる

いきなりバーンとドアを開けると炉内の空気が引っ張られ、室内に煙が出てしまうケースがあります。少し隙間をあけてから、スッと開けると煙が引っ 張られにくくなります。

●薪が十分に乾いていないor太い薪を入れるのが早すぎる

乾いていない薪を投入すると、乾燥している薪を入れるよりも煙が多く出てしまいます。その結果、炉内がモクモクになってしまい煙が出やすくなります。
また、少量の焚きつけを燃やしてから、いきなり太い薪へ移行すると、まだ十分
な温度が上がっていないため煙が大量に出てしまいます。十分に焚きつ けを燃やして温度を上げてから、中ぐらいの太さの薪、大きい薪、と移行していきましょう。
ほとんどのケースが上記のどれかに当てはまると思います。
ご自分で判別できない場合はウッドペッカーまでお問い合わせください。